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明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。今年の第98回箱根駅伝では青山学院大学が往復制覇の完全優勝を果たしましたね。第91回(2015年)に初優勝を果たしてから第92回(2016年)、第93回(2017年)、第94回(2018年)、第96回(2020年)、それに第98回(2022年)の計6回優勝を果たしていますが、2015年に同大学の陸上部の監督に就任された原晋監督はそれ以前は単なる一部の熱心な駅伝ファンに過ぎず、ご自身は中京大学出身で、青学OBではなく、箱根駅伝やオリンピック等大舞台の出場経験は全く無かったそうです。ただし大卒後就職された中国電力では陸上競技部の創設に参加し、1993年には主将として全日本実業団駅伝初出場に貢献しましたが、故障が原因で入社5年目の1995年に27歳で選手生活を引退、その後は10年間中国電力でサラリーマン生活を送っていたところが、36歳の時母校の世羅高校の関係者から紹介を受け、2004年に中国電力を退職ののち、青山学院大学・陸上競技部監督に就任されたそうです。極めて謎なご就任経緯ですが(苦笑)、面白いのは2013年・第89回箱根駅伝競走の頃より、原監督は駅伝につき「駅伝大会スローガン・大作戦名」を名付け発表しているそうで、個人的に面白いと思ったものを挙げてみますと、第89回箱根駅伝(2013年1月)「マジンガーZ大作戦」、第28回出雲駅伝(2016年10月)「神ってるぞ 青山大作戦」、第51回全日本大学駅伝(2019年11月)「私、失敗しないんで大作戦」といったところです。まあこれだけが好成績の秘訣というつもりはもとよりありませんが、このようなスローガンを通じて大会からくる緊張感をほぐしエンタメ感をもたらし、選手の苦行モードからのスイッチングを図ろうとしているところ(スローガンの導入意図の推測が的を得ているかは分かりませんが)は興味深いと思います。

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